【個人的10倍/100倍株 Fronteo】Fronteo覚醒。その理由?東芝問題とFronteo
FRONTEO(フロンテオ)【2158】の日々株価(日足)|時系列データ|株探(かぶたん)
シアーズです。
個人的10倍/100倍株であるFronteoが6/14(月)~6/25(金)の10営業日で、株価が829→1157と大きく動きました。
この動意にはいくつか理由があると思いますが、今回はIRには載っていない1つの動きを追っていければと思っております。
【Fronteoのリーガルテックの知識】
まずは、こちらを読んで頂けると理解が進むと思います。
上記過去記事の後半の再掲になりますが、05/24(月)の東北新社の「総務省職員との会食問題等に関する特別調査委員会の報告および弊社の対応方針」のIRの14ページ。
東北新社【2329】2021年05月24日 開示情報 - 総務省職員との会食問題等に関する特別調査委員会の報告および弊社の対応方針
個人的な思惑
- 2021年2月26日以降にデジタルフォレンジック調査を実施し、いつデジタルフォレンジック調査が終わったかの記載はないが、3か月もない短期間のうちに「336万8429件からレビュー対象の関連データを20万2880件を抽出」し、「AI解析(kibit)を活用して調査を行う」というのは、Fronteo社のAIの実力の証明とkibitへの信頼がないと成り立たないのではないか?
下記リンクの9ページ~12ページを中心にFronteoに関連する掲載があります。
東芝【6502】2021年06月10日 開示情報 - 会社法第316条第2項に定める株式会社の業務及び財産の状況を調査する者による調査報告書受領のお知らせ
また、関連記事が連日報道されておりました。
個人的な思惑
- 計52万件以上の電子メールと、25万件以上の添付ファイルを専用ソフトで解析。人工知能(AI)が調査対象テーマに関わりが深いとみられるものを分類し、15人の弁護士らが手分けして読み込むなどの手法で、細かい事実関係を調べ上げた。
- このAIはeディスカバリ支援システム「Lit i View E-DISCOVERY」
- 会社のあり方を考える上でチェック機能の1つとしてのデジタルフォレンジック調査への関心が世間的に高まった。
【東芝問題とFronteoの技術の凄さ】
個人的な思惑
- FronteoのAI技術の活用による「約3か月間」「約78万件」の調査と西村あさひ法律事務所の行った「約3週間」「約3万件」の調査、その結論の差。
- 記事が指摘するように、「削除されたメールなども復元できるデジタルフォレンジック調査を経るのは、最近の不正調査では当たり前。そうした手法をとらなかったうえ、対象とするメールが約3万件というのは少なすぎて、調査の精度が十分か疑問だ」と指摘する。
→日本を代表する東芝においてデジタルフォレンジック調査への関心が高まり、活用されるようになってくれば技術的優位性があるFronteoには追い風。
まとめ
- 6/14(月)~6/25(金)の10営業日で、株価が829→1157と大きく動きました。
- 今回は、IRには載らない東芝問題から着目しました。社会環境の変化や日頃行っている事業への注目が株価に影響したと推測される好例だったように感じます。
- この間にもIRを3つ出しているので、後日また分析します・・・
何かの気付きになれば幸いです。
i have a position.