【個人的10倍/100倍株 Fronteo】IR:06/03(木)【AI医療機器における秘密計算技術の導入に向け新規セキュリティシステムの開発を開始】
シアーズです。
個人的10倍/100倍株であるFronteoより本日もIRが出ました。
毎日出ているように錯覚すると昨日でなかったのが不安になりますね(病気です(+_+))
FRONTEO、AI医療機器における秘密計算技術の導入に向け新規セキュリティシステムの開発を開始 | FRONTEO, Inc.FRONTEO, Inc.
この中での個人的要約・注目点をピックアップしていきたいと思います。
【秘密計算とは】
- データを暗号化したまま計算できる技術。
- 一般的な暗号は「データの通信・保存」を保護しますが、秘密計算は「さらにデータの計算過程も保護することが出来る。
- 秘密計算を使うことにより、個人のパーソナルデータや企業の営業秘密を用いる分析業務で、データを漏らさないだけでなく、「データの中身を見ない」運用が可能になる。
- 「データの中身を見ない」運用をすることにより、より安全なデータ処理はもちろんのこと、今まで他組織に開示することが難しかったデータを持ち寄った、企業や業界の枠を越えた新しい統合分析が可能になります。
秘密計算|NTTセキュアプラットフォーム研究所|NTT R&D Website
IR内容1
株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下FRONTEO)は、このほど、秘密計算の技術開発を開始しました。
秘密計算とは、データを秘匿化(暗号化)した状態のままで計算・解析を行う技術です。従来、データ活用においては、収集された生データは情報保護のために秘匿化した状態で保存されるものの、解析や統計処理、機械学習などに利用する際は、それらを元の生データの状態に戻す必要がありました。そのため、この段階での情報漏洩や不正利用のリスクを根絶することができない点が課題となっていました。これに対し、秘密計算では、秘匿化したデータのまま情報処理を行うため、そうしたリスクが生じる可能性がなく、データの機密性をすべてのプロセスで確実に維持することができます。
個人的要約と解説1
- 「秘密計算」の技術開発を行うことでFronteo自体が「セキュリティサービス」を独自に提供できる可能性がある=業態の拡張
- 全てのサービスの安全性を大幅に増加させられる可能性がある
IR内容2
FRONTEOは、現在臨床試験中である「会話型 認知症診断支援AIプログラム」をはじめとするAI医療機器や、医療情報解析AIシステム、創薬支援AIシステムなど、言語系AIを中核とした開発・運用を行っており、診療場面における問診・会話情報や電子カルテの記載情報、製薬企業・アカデミアの持つ研究データといった複雑で高度な医療情報を取り扱います。これら医療情報は、個人情報や機密情報を含んでおり、その取り扱いには厳重な管理体制と高度なセキュリティ水準が求められます。
FRONTEOは、秘密計算技術の導入により、データの機密性を確保し、患者・医療機関・企業などのデータ保有者が安心してデータを提供できる環境を構築します。
個人的要約と解説2
- 文章の通り
個人的な思惑
- 「経済安全保障」の重要性が高まるにつれ、サイバーセキュリティへの関心や求められるレベルも日々、増加しているので、より安全な「秘密計算技術」を導入することがニュースタンダードになる可能性がある→先行者が有利
【秘密計算界隈の動き】
- 「NTT」が2019年9月2日に「データを暗号化したままディープラーニングの学習を行える新技術を開発したと発表した。
データを暗号化したままディープラーニング NTTが「秘密計算」で新技術 - ITmedia NEWS
NECら3社が「秘密計算研究会」立ち上げ データを暗号化したまま計算する技術の評価基準策定へ - ITmedia NEWS
→「Fronteo」も「秘密計算研究会」に参画し、リードしていく可能性
06/03(木)のIRに関して個人的な視点で記事にしてみました。
何かの気付きになれば幸いです。
i have a position.